トラジャ・ママサコーヒーとは？特徴と産地の基本情報
今回飲んだのは、INDIBRO Premium Coffee – PAPUA WAMENA（パプア・ワメナ）。
インドネシア東部、パプア州の山岳地帯で育ったアラビカ種で、自然栽培・高地特有のすっきりとした酸味が特徴です。
袋を開けると、どこか野性的でしっかりとした香ばしい香りが広がり、飲む前から「個性があるな」と感じました。
採点（5点満点）実際に飲んでみた味わいレビュー
総合：3.８ / 5
- 香り：★★★★（4.0）
- 酸味：★★★★＋（4.3）
- 苦味：★★★（3.0）
- コク：★★★★（4.１）
- 余韻：★★★★（4.2）
酸味もコクも聞いている一杯。
ブラックとカフェオレで飲み比べてわかった違い
ブラックコーヒー（ドリップ）
まず感じたのは、酸味の強さとボディの厚み。
酸味だけが前に出るのではなく、しっかりとしたコクが支えてくれている印象です。
口に含むとほんのりベリー系のような酸味が立ち、あとからナッツのような香ばしさが追いかけてきます。
飲みごたえがありながらも、後味はすっと引いていくタイプ。
酸味が好きな人にはぴったりだと思いました。
カフェラテ（カフェオレ）
ミルクを入れると、酸味が一気にやわらぐ印象。
全体がまろやかになる一方で、ワメナらしい個性（酸味とボディのコントラスト）は少し薄れてしまいます。
酸味を楽しみたいならブラック、穏やかに飲みたいならミルク多め、という感じで好みに合わせるのがおすすめです。
パプワコーヒーは爽やかさの代名詞
パプア・ワメナのコーヒーは、標高1,200〜1,800mほどの高地で栽培され、肥沃な火山灰土壌と冷涼な気候に恵まれています。
生産量は多くありませんが、香り・酸味・コクのバランスがよく、インドネシアの中でも個性派として知られています。
今回の豆もまさにそんな印象で、「しっかりしているけど、しつこくない」。
朝の一杯としてはもちろん、食後のリセットにも合う爽やかさがありました。
まとめ：気持ちの切り替えにぴったしな一杯
要点： 酸味とボディが強めで、ブラックで飲むと個性が一番引き立つタイプ。
- ブラック：酸味と厚みのバランスが抜群。爽快で飲みごたえあり
- カフェラテ：酸味がまろやかに。濃いめ抽出がおすすめ
- シーン：食後・リフレッシュしたいときにぴったり
酸味が少し強いけど、決して尖っていない。
「今日はちょっとキリッとした一杯を飲みたいな」というときにぴったりの、東インドネシアらしい味わいでした。
