インドネシア

【体験記1】フローレスコーヒーを実際に飲んでみた!味・香り・余韻をレビュー

フローレスコーヒー体験レビュー

インドネシアのコーヒーといえば「マンデリン」「トラジャを思い浮かべる人が多いと思いますよね。でも実は、それに負けない魅力を持つのが フローレスコーヒー なんです。

フローレス島といえばコモドドラゴンで有名ですが、火山性の土壌と高地の気候に恵まれ、コーヒー豆の栽培にもぴったり。そのおかげで「香りが華やかで、酸味と苦味のバランスが良い」と評価され、世界的にも注目されているんです。

👉 フローレスコーヒーそのものの特徴や歴史はこちらでまとめています →

今回は実際に フローレスコーヒーを購入して飲んでみた体験記 をお届けします。味わいや余韻、どんなシーンに合うのかまで、リアルにレビューしていきます。

フローレスコーヒーを実際に飲んだ感想・味の印象

飲んでみた第一印象は「想像以上にすっきり!」でした。インドネシアコーヒーというと、どっしりした苦味が強いイメージを持っていたんですが、フローレスはまるで違いました。柔らかなチョコの甘みが最初にふわっと広がり、そのあとにオレンジを思わせるような爽やかな酸味が追いかけてきます。

後味もしつこくなくて、心地よい余韻が長く残るのが印象的でした。ミルクを加えるとカフェオレとしても美味しくて、まろやかで優しい味わいに変わります。ただ、アイスにすると少し風味が落ちてしまうので、やっぱりホットで楽しむのがおすすめです。

クセがなく飲みやすいのに満足感があるので、毎日でも飽きずに楽しめそうな一杯でした。

フローレスコーヒーのパッケージ情報と基本データ

  • ブランド:WoCA(Taste of a Great Heritage)
  • 商品名:Arabica Flores
  • 焙煎度:フルシティロースト(中深煎り)
  • 形状:粉(挽き済み)
  • 内容量:200g
  • 原材料:100% アラビカ
  • 標高:1400m
  • フレーバーノート:Spices, Tropical Fruit, Sweet, Dark Chocolate
  • 価格:1500円ほど
  • 抽出方法(裏面):トゥブルック、フレンチプレス、ドリップ(粉8〜10g / 180ml / 95℃推奨)
  • その他:Halal マークあり、賞味期限 2026年12月

袋を開けた瞬間に甘い香りがふわっと広がって、飲む前からワクワクしました。パッケージ裏には英語で丁寧な説明があり、伝統的な抽出方法のトゥブルックも推奨されているのが印象的です。

パッケージ裏面の説明と翻訳(抽出方法つき)

原文(英語)

INDONESIAN COFFEE
Indonesian coffee is a reflection of this country’s natural and cultural richness, cultivated in lush plantations across the archipelago.
Each sip is an endless flavor adventure, from malic to exotic.
The dedication of the environment in preserving traditional methods, safeguarding the rich environment in preserving Indonesian coffee is just as important.
Taste of extraordinary nature, astonishing taste diversity, and a proud heritage of hospitality that continues to captivate the hearts and palates of people around the world.

Serving Suggestions

  • Tubruk
  • French Press
  • Drip Coffee Maker

Use approximately 8–10 g (2 tsp) of ground coffee per one cup (180 ml) hot water. Best to brew before boiling point, ~95°C.

日本語訳

インドネシアコーヒー
インドネシアのコーヒーは、この国の自然と文化の豊かさを映し出しています。
群島各地のプランテーションで育まれ、一口ごとに果実味からエキゾチックな風味まで、果てしない味の旅を楽しめます。
伝統的な製法を守り、環境を保護する取り組みも同じくらい重要です。
多様な味わいと自然の恵み、そしておもてなしの文化が、世界中の人々を魅了し続けています。

おすすめの飲み方

  • トゥブルック
  • フレンチプレス
  • ドリップコーヒーメーカー

1杯(180ml)につき粉8〜10g(小さじ2杯)を使用。お湯は沸騰直前、約95℃が最適です。

フローレスコーヒーの総合評価とおすすめの飲み方

総合:3.9 / 5

  • 香り:★★★★(4.0)
  • 酸味:★★★+(3.5)
  • 苦味:★★★+(3.5)
  • コク:★★★(3.0)
  • 余韻:★★★★+(4.3)

向いている飲み方
ブラックでも間違いないく楽しめますが、ミルクなどと一緒に合わせても違和感なく飲める万能さがあります。

フローレスコーヒーの特徴と他のコーヒーとの違い

豆の挽き方

今回購入したフローレスコーヒーはトゥブルックにも対応していたため、かなり豆が細かく挽かれていました。よって、かなり味がストレートに入ってきたと思います。(今回私はフレンチプレスでコーヒーつくってます。)トゥブルックにはぴったしな反面、日本人が一般的に飲んでいるコーヒーとは違う味わいになっている気がします!!

なので、豆の状態で購入して自分が好きなの味方に合わせて豆を調整するのがいいのかと思います。

最後の飲み終わりですが、かなり細かい粉が残っていました。

コストパフォーマンス

今回購入したコーヒー豆は約1500円程度でした(容量は200g)。この値段で本場のフローレスコーヒーが楽しめるのであればかなりコストパフォーマンス高いのかなと思います。

クセのない絶妙なテイスト

他のマンデリンやトラジャ、バリ種との違いは、なんといってものそのテイスト、苦みと酸味がお互いを強調しあうような絶妙なバランスをとっているように感じました。味と味がお互いを尊重しあっているようなそんなイメージです。

このいい意味で、主張しすぎないテイストはきっとミルク等をいれたとしても、柔らかいカフェラテ等に仕上がるのかと思います。甘めに変化させるのにももってこいの銘柄なのかとおもいます!

フローレスコーヒー体験のまとめと今後の楽しみ方

今回のフローレスコーヒーは、想像以上にすっきりしていて、飲みやすいのに満足感がある一杯でした。特に飲み終わりの余韻が心地よく、チョコを思わせる甘苦さがしばらく残るのが印象的です。

1500円で200g、このクオリティなら文句なし。次は豆を購入して自分好みに挽き方を調整してみたいと思います。